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初めての自炊、何を買う?食材を余らせにくい買い物の考え方

自炊を始めようと野菜や調味料を買ったのに、忙しくて使い切れなかった。そんな経験を減らすには、作りたい料理を増やす前に、今週は何回家で食べるかを考えてみましょう。

最初から毎食手作りにする必要はありません。無理なく作れる回数で始めるほうが、買うものも決めやすくなります。

買い物の前に、家で食べる日を数える

授業、バイト、友達との予定を見て、家で夕食を取る日を書き出します。例えば今週は3回だけ自炊するなら、7日分の生鮮食品を買う必要はありません。

冷蔵庫の中も写真やメモで確認します。「安かったから買う」前に、すでにあるものを使える料理を一つ考えると、重複買いを減らせます。

最初の買い物は、主食・おかず・野菜を少しずつ

買うものの例は、米やパックご飯、卵や豆腐など普段食べる食材、使い切れる量の野菜です。好みやアレルギー、調理設備に合わせて選んでください。冷凍野菜も候補になりますが、冷凍室に空きがあるかを先に確認します。

調味料は、まず作る料理に必要なものだけに絞りましょう。珍しい調味料を一式揃えるより、手持ちの味付けで作れる献立を増やすほうが、最初の買い物を小さくできます。

同じ食材で、違う使い方を考える

例えばキャベツを買うなら、1回目は炒め物、別の日はスープの具に使う、と購入前に使い道を決めます。卵なら、加熱した卵料理や炒め物など、自分が作れる調理法に回せます。

ここでの目的は、毎日違う料理にすることではありません。「この食材は次に何へ使うか」が見えていれば、冷蔵庫の奥に残しにくくなります。使い切れる予定がなければ、小さなパックを選びましょう。

大容量がお得かは、食べ切れる量で考える

単価が安くても、半分捨ててしまえば節約になりません。小分け保存する時間や容器があるか、冷凍に向く食品かまで考えて選びます。

例えば買い物メモを「野菜を買う」ではなく「夕食2回に使う分」と書くと、量を決めやすくなります。慣れるまでは、買い物の頻度を分けて必要分を補う方法もあります。

保存は、パッケージの表示を優先する

冷蔵・冷凍が必要な食品は、帰宅後すぐ適切な場所へ入れます。農林水産省は、表示された保存方法を守ること、肉や魚の汁が他の食品へ付かないようにすること、調理済み食品を長く常温に置かず、浅い容器等に小分けして速やかに冷蔵・冷凍することを案内しています。農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方」

「冷蔵庫に入れたから何日でも大丈夫」と考えず、なるべく早く使います。見た目やにおいだけで安全を判断できないため、保存方法が不明な食品を無理に食べ切ろうとしないでください。

忙しい日の食事も、先に決めておく

疲れた日に一から調理する前提だと、予定が崩れやすくなります。パッケージの指示どおりに用意できる冷凍食品やレトルト、購入したおかずを組み合わせる日があっても構いません。

まずは「今週は2回作る」「買った野菜を使い切る」など、小さな目標を一つ。自炊の回数を競うより、自分の生活で続く買い方を見つけましょう。