留学生と何を話す?初対面の会話が広がる身近な話題
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留学生と同じ授業になったり、交流イベントで隣の席になったりしたとき、「何を話そう」と迷うことがあります。特別な話題を探すより、いま二人がいる場所や、日常の出来事から始めてみましょう。
相手の出身国について詳しく知らなくても会話はできます。大切なのは、国の代表として質問するのではなく、一人の学生として知ろうとすることです。
最初は、同じ場にいることを話題にする
授業なら「この授業は初めて?」「今日の課題、どこが難しかった?」、イベントなら「この企画には前にも参加したことがある?」と聞けます。相手が答えるために、個人的な事情を話す必要が少ない話題です。
英語なら「Is this your first time at this event?(このイベントは初めてですか)」という聞き方があります。返事を聞いたら、「自分も初めてで少し緊張している」など、自分のことを短く添えてみましょう。
食事の話は、好みを聞くところから
「大学の近くで行ってみたいお店はある?」「普段はどんなものを食べる?」など、日常の食事は話の入口になります。おすすめを紹介するなら、先に食べられないものや避けたい食材がないか確認します。
出身国だけで辛いものが好き、特定の料理を食べる、と決めつけないようにしましょう。「日本の料理は全部大丈夫?」とまとめて聞くより、具体的なお店や料理を一緒に確認するほうが伝わりやすくなります。
趣味は、詳しく知らなくても聞ける
音楽、映画、スポーツ、ゲーム、散歩など、相手が好きなことを聞いてみます。知らない作品が出てきたら、「どんなところが好き?」と続けられます。
自分が同じ趣味でないことを気にしすぎる必要はありません。「まだ見たことがないけれど、興味がある」と正直に返し、相手が話したい範囲で聞きましょう。写真や動画を見せる場合も、見たいか一言尋ねると丁寧です。
質問だけを続けず、自分の話も一つ添える
出身、学部、滞在期間、将来の予定を続けて質問すると、面接のように感じられるかもしれません。「質問→相手の答え→自分の話」の順を意識すると、会話が片側に偏りにくくなります。
例えば、「休日は何をしている?」「写真を撮るのが好き」「自分は散歩することが多い。大学の近くでも撮る?」という流れです。これは会話の例で、同じ順番を守る必要はありません。
言葉が通じにくいときは、短く言い換える
長い文をそのまま繰り返すより、一文を短くします。地名や授業名などは、文字で見せると伝わることもあります。翻訳アプリを使いたいときも、相手に確認しながら進めましょう。
話せる言語や得意な言語は人によって違います。留学生だから英語が得意、日本にいるから日本語で何でも話せる、と決めつけず、「どの言語が話しやすい?」と聞いて構いません。
初対面では、答えを強く求めない
宗教、政治、家族、経済状況など、個人的な話題を避けたい人もいます。相手が答えにくそうなら、理由を追及せず別の話題へ移りましょう。連絡先の交換や写真撮影も、断れる形で尋ねます。
交流を続けたい場合は、「もしよかったら、また次のイベントで話そう」と伝える方法があります。その場で連絡先を交換しなくても、会話が失敗したわけではありません。
終わりの言葉があると、次に話しかけやすい
授業が始まる、移動するなどのタイミングなら、「話せてよかった。また会ったらよろしく」と一言添えます。英語では「It was nice talking with you.」と伝えられます。
会話の目標は、途切れずに話し続けることではありません。ひと言でも相手の好きなことを知れたら、次に「この前話していた映画、調べてみたよ」と続けられます。身近な話題から、お互いのペースで関係を作っていきましょう。